ミニカー探し
あいつが突然
小学校の頃だったか、大きくなったらなにになる?と訊かれて、大臣でも野球の選手でも電車の運転手でもなく「趣味人になる!」と答えた小生である。機械工学科を出て、末は博士かエンジニア、と嘱望され(自己忠告だから相当怪しいが)たにも拘わらず、ホントに好きなことばかりしている困ったオトナになってしまった。しかし「逆転の発想」というのもあるわけで、幸か不幸か「好きなモノ、コト」をネタにこうして楽しく仕事をさせていただいている。小生の友人の中には、優秀な成績でいい学校を出て、一流といわれる会社でついこの前まで頑張っていたヤツもいる。学生時代は面白いヤツだったのに、会社に入ってからは、会っても会社の話か家族の話しかしなくなっていた。その彼が久々に連絡をしてきて言うのだ。「なにか面白いコトはないかね」と。
最近では女性も
要するに仕事が一段落して、さて自分の生活、と振り返ったときなにも夢中になるものがないのにハタと気付いた。そういえばイノウエは昔から遊んでばかりいたものだから、話してみるか、とそういう案配だったようだ。最近「ミニカー」が湧いている。端から「いい歳したオトナかミカー?」などというなかれ。趣味に年齢はない。いや、年齢を超えて楽しめるのが趣味のいいところ。なにしろマニアだけだったミニカー・ショップに最近は女性が訪ねてきて「あたしはアルファに乗っているんですけれど、スパイダーのミニカーってありますか?」などと訊いてきたりするのだ、という。それかあらぬか、ミニカー業界も活気づいていて、それこそ毎月、なん百点いう新製品が世界各国から送り込まれてくる。要するにマニアもそうでないひとも、湧いているというわけだ。